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3次元計測

3Dレーザースキャナの現場計測で注意すべき3つのポイント

今こそ”KUMONOS®

こんにちは。空間情報事業部の池山です。

3Dレーザースキャナをレンタルしたいけれど、どこに注意すればいいのかわからない・・・・。器械は高いし、故障でもしたら嫌だなあ・・・・。こんなお悩みはをお持ちではございませんか?

今回は今までの記事とは少し趣向を変えて、現場で計測を行う際に注意すべきポイントをご紹介しますね。

既に3Dレーザースキャナをお持ちの方も、そうでない方も、きっとお役立ちできる記事になるかと思いますよ!それではどうぞ。

悪天候時での計測

基本的に悪天候時で計測を行うことは弊社では推奨しておりません。

雨が降って3Dレーザースキャナが濡れると故障の原因にもなりますし、レーザーを照射するレンズに水滴が付くとレーザーが乱反射し、データが歪んでしまうことがあります。

また、水たまりやひどく湿っている壁面などはレーザーが水面から乱反射、または返ってこなくなり、データが抜けてしまいます。悪天候時での計測はおススメ致しません。

外気温に注意

据置型3Dレーザースキャナは軽量で扱いやすく、どんな現場にも対応できます。時としてとても気温が高い工場や、冷え込んだ山の中など計測する場合もあるかもしれません。

しかし、3Dレーザースキャナも精密機械。過剰に温度が高かったり、低くなってしまうと動作が止まってしまうこともあります。

注意して頂きたいことは、絶対に、無理に計測を続けないことです。何かエラーなどが出た際には3Dレーザースキャナを一度冷やす、温めるなどして計測を再開することをおススメ致します。

計測中は器械を動かさない

これ、一番重要です。3Dレーザースキャナを扱う上での大前提と言っても過言ではないでしょう。

計測中に3Dレーザースキャナが動いてしまうとデータが確実にズレてしまいます。間違って足が当たってしまった・・・・というケースでも落ち着いて中断し、もう一度計測をしましょう。

後々データに致命的なズレが見つかり、大変なことになった経験が筆者にはありますから・・・・。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は現場での実践向けの記事を書いてみました。3Dレーザースキャナは精密機械であるがゆえに注意すべき点が多くありますが、正しく扱うことでより正確なデータの計測が出来ます。安全第一で計測を行いましょう。