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3次元計測

3Dデータ編集・モデリング ソフトウエアの選び方

今こそ”KUMONOS®

いつもご覧いただきありがとうございます。
営業部 林 です。

実は先日、とあるお客様から
「3Dスキャナで計測したデータを図面にするのに困っている」
というご相談をいただきました。

私が担当をさせていただいているお客様の中にも、
3Dデータの編集や図化、モデリング等々をしたいとお考えでも、
実際にどの様なソフトウエアがあり、どれを選べば良いかを
迷われている方がたくさんいらっしゃいます。

そこで今回は、そんなお客様の声を受け
ソフトウエアに関する疑問と解決策について考えてみました。

1.ソフトウエア選択のお悩みとは

当社に寄せられるお客様のお悩みとして、下記の様なものが挙げられます。

・どの様なソフトウエアがあるのかがわからない

・どのソフトウエアが、自分たちのやりたいことに適しているかがわからない

・たくさんの機能があり、技術習得に不安がある

実際に様々な機能を有したソフトウエアがあり、
一体どのソフトウエアを選べばいいのかを悩まれていることが多いようです。

では、一体どのようなソフトウエアがあるのかを見ていきましょう。

2.「3D」ソフトウエアの種類

3Dに関するソフトウエアといっても、用途によって様々な種類があります。

・3Dスキャナの点群データを編集する!点群処理ソフトウエア

点群化・合成・ノイズ除去・サンプリングといった、基本的な処理を行うソフトウエア

・点群データから図面化する!CADソフトウエア

高い精度で形状をシンプルに表現するためのソフトソフト

・点群データから3Dモデルを作成する!3Dモデリングソフトウエア

点群データをより具体的に表現するために使用されるソフトウエア

上記のソフトウエアには、複数の処理を兼ね備えたソフトウエアもございますので、
どの様なデータをどのような目的で使用するのかを検討して、ソフトウエアを選ぶ必要があります。

3.ソフトウエアの選び方のポイント

では、様々なソフトウエアがある中で、どのようにしてソフトウエアを
選べばよいのか、選び方のポイントをご紹介していきましょう。

ポイント1 何をしたいかを明確してみる

漠然と「3D」といっても様々な業界があり、活用方法も様々です。
また、ソフトウエアにより得意な領域が違っているため、
まずは、どのような業界でどのようなことにデータを使用して、
何をしたいか・何を作成したいのかを明確にしてみましょう。
やりたいことが明確になると、ソフトウエアも絞られてきます。

ポイント2 今ある作業環境を整理してみる

これから3Dデータを活用して、現在の業務効率を上げようと考えたときに
新しいソフトウエアを導入するとなると、新たに技術を習得することになるため、
日常の業務の中ですぐに効率が上げられないのでは?と
心配になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、現在ある作業環境を整理して、
「どのようにして現在の作業(ソフトウエア)環境で3Dデータを活用するか」
を考えてみましょう。
現在保有しているソフトウエアにデータが取り込めれば、
3Dデータを現在の作業環境で適応できるため、
すぐに業務効率向上に3Dが貢献できます。


いかがでしたでしょうか。

3Dソフトウエアも様々な種類・特徴がありますが、
やりたいことを明確にして、ソフトウエアの特徴を知ることで、
必要なソフトウエアが見えてくると思いますので、
ソフトウエア選択のご参考にしていただければ幸いです。

次回は、ソフトウエアの種類についてさらに掘り下げて、
具体的なソフトウエアのご紹介をしていきます。
またお楽しみに!