3Dレーザースキャナ FARO Focus Premium MAX
高精度かつ効率的な計測を実現する高精度地上型3Dレーザースキャナ


FARO Focus Premium MAX
FARO Focus Premium MAXは、最大計測距離400mと、従来機種から比べさらに広域な計測が可能に。広大な土地や立ち並ぶ高層ビル群など、効率的に計測が可能です。さらにFlash Technologyを採用し1Flashスキャン当たり最速28秒と超高速なスキャンを実現。現場でのスキャン時間を大幅に削減できます。また、シームレスなFAROソフトウェアソリューションにより現場作業時間の削減だけでなく、内業の効率化・迅速な情報共有を実現します。
安心のメーカー保証2年つきで、トラブルにも迅速に対応。
ニーズに合わせた3ラインナップ
Focus Premium MAX | Focus Premium | Focus Core |
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※360°カメラは付属しません。
性能仕様
範囲オプション | Focus Premium MAX | Focus Premium | Focus Core |
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明瞭識別距離※1 | 614m | ||
計測範囲 | |||
ホワイト、反射率90% | 0.5-400m | 0.5-200m | 0.5-100m |
ダークグレー、反射率10% | 0.5-150m | 0.5-150m | 0.5-150m |
ブラック、反射率2% | 0.5-50m | 0.5-50m | 0.5-50m |
範囲ノイズ※2,3 | |||
ホワイト、反射率90% | 0.1mm@10m, 0.2mm@25m | ||
ダークグレー、反射率10% | 0.3mm@10m, 0.4mm@25m | ||
ブラック、反射率2% | 0.7mm@10m, 1.2mm@25m | ||
速度 | 最大2,000,000点/秒 | ||
3D精度※4 | 2mm@10m,3.5mm@25m | ||
範囲誤差※5 | ±1mm | ||
角度精度※6 | 19秒角 | ||
LaserHDR | あり | ||
温度範囲※7 | 動作時:+5°~+40℃、延長動作:-10°~+55℃,保存:-10°~+60℃ |
その他の仕様・機能
カラー解像度 | 最大266メガピクセルカラー |
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Rawカラー解像度 | 867メガピクセル |
視野 | 300°垂直※8 / 360°水平 |
レーザークラス | レーザークラス1 |
データ保存容量 | SATA 3.0 SSD 128GB およびSDXC™ V30 64 GB SDカード;SD3.0、UHS-I / SDXC™ / SDHC™、最大512GB |
スキャナー管理 | タッチスクリーンディスプレイおよびWLAN接続経由、FARO Stream App(iOS&Android)またはHTML5対応モバイル機器による制御 |
2軸補正センサ | ±2°内で精度19秒角で、あらゆるスキャンの水準測量を実行 |
高度センサ | 電子バロメータで測定した固定点に対する高度を検出し、スキャンに追加可能 |
コンパス※9 | 電子コンパスにより方位情報を保持 |
GNSS | GPS&GLONASS |
オンサイト補正機能 | 現行の品質レポートを作成し、スキャナーが自動的に補正を実行 |
アクセサリベイ | アクセサリベイにより、さまざまなアクセサリをスキャナーに接続可能 |
リアルタイムオンサイト登録機能 | Streamアプリによるリアルタイムでのスキャンストリーミング、登録、概要マップの作成、Sphereクラウドへのアップロード |
デジタルハッシュ機能 | スキャンデータはスキャナーにより暗号化され、ハッシュタグや署名が可能 |
遠く離れたターゲットを再スキャン | 遠く離れた場所の特定のエリアをより高解像度にデータ再取得 |
写真再撮影 | 不要な物体が写りこんだ写真を個別に選択して再撮影 |
標準的なバッテリー連続動作時間 | 約4時間 |
標準的なスキャン時間※10 | グレースケール: 約1分 | HDRカラー: 約1分15秒 | カラーフラッシュスキャン: 約30秒※11 |
保護等級(IP)規格 | IP54 |
サイズ/寸法 | 230 x 183 x 103 (mm) |
メーカー保証 | 2年 |
※1. 500,000点/秒、スキャン速度による | 2.範囲ノイズは、122,000点/秒で単一点を繰り返し計測した距離サンプルの変動として定義 | 3. 表面によっては、さらにノイズが加わる可能性があります | 4. 25m以上の距離の場合、0.1mm/mを加算| 5. 範囲誤差は、約10mおよび25mでの系統的計測誤差 | 6. ユニットが異常な温度または機械的ストレスにさらされた場合、現場でオンサイト補正を行うことを推奨します | 7. 低温での作動の場合、スキャナーは内部温度が15°C以上の状態で駆動する必要があります。高温での作動の場合は、追加のアクセサリとしてサーマルカバーが必要です | 8. 2×150°、ポイントスペースが均一になることは保証されません | 9. 強磁性体は地球磁場を乱し、不正確な計測につながることがあります | 10. PanoCamでデータ取得を加速 | 11. Flash Technologyを搭載したHybrid Reality CaptureTMは特許出願中のオプションで、Focus PremiumのPanoCam拡張機能、ファームウェアバージョン7.3.0以降、FARO Sphereワークスペース、SCENE 2023以降が必要です。すべての精度仕様は、特に記載がない限り、ウォームアップ後かつ動作温度範囲内での標準偏差です。仕様は予告なしに変更する場合があります。
精度 | 距離計測、2軸補正センサ、角度計測の精度向上により、あらゆる環境でのスキャンが可能。 |
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温度 | 動作温度範囲の拡大により、過酷な環境においてもスキャン可能。暑い場所でも寒い場所でも、プロジェクトに使用可能。 |
オンサイト補正機能 | オンサイト補正機能により、スキャン現場でも、オフィスでも検証・調整でき、最高品質のスキャンデータを保証。また、総合的な補正ドキュメントも自動作成可能。 |
IP54の防塵・防水性能 | IP54規格に準拠し、外部環境に対して防塵・防水性能を装備。 |
HDR写真オーバーレイ | HDRカメラは、明暗の差が激しい環境でスキャンしたデータに対して、自然なカラーオーバーレイを生成。詳細な画像を簡単に取得。 |
アクセサリベイ | 将来性を考えたインターフェースにより、他のアクセサリもスキャナーに接続でき、カスタマイズが可能。 |
効率化をサポートするFAROのソフトウェアソリューション

Focus シリーズなどの3Dレーザースキャナと接続し、遠隔操作で計測が可能。リアルタイムにデータの事前合成を行い、現地でデータの不足箇所の確認等のフィードバックが可能です。
データ管理クラウドサービス【FARO Sphere XG】
従来のクラウドサービス「FARO Sphere」と「HoloBuilder™」が統合しパワーアップした【FARO Sphere XG】。点群のみならず、360°写真、地理情報、3D/BIMデータなど、施工・維持管理や3Dデータに関するプロジェクトにおける全てのデータがWebブラウザで一元管理できるクラウドサービス。
点群処理ソフトウェア【FARO SCENE】
スキャンデータの処理と登録に直感的で効率的な点群処理ソフトウェア