XGRIDSハンディスキャナー

XGRIDSとは

XGRIDSは、SLAM(同時自己位置推定・環境地図作成)技術と、近年注目される3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)を統合した先端的な3D空間インテリジェンス技術を提供する企業です。
同社の代表的なハンドヘルドスキャナー「Lixelシリーズ」は、LiDAR SLAMとVisual SLAMを組み合わせた独自のマルチSLAM技術を採用し、歩きながら空間をスキャンするだけで、リアルタイムに高精度な点群データを生成できます。
さらに、XGRIDSが開発するソフトウェア「LCC Studio(Lixel CyberColor)」は、3DGSエンジンによるフォトリアルな3Dモデル生成、複数スキャンデータの統合(Map Fusion)、RTKによる座標精度向上などを実現し、測量・建築・製造・文化財保存・XR制作などさまざまな用途に対応します。
これらのハードウェアとソフトウェアを組み合わせることで、XGRIDSは高速・高精度な3D再構築を実現するエコシステムを提供し、現場の計測からデジタルツイン構築までを一気通貫で支援します。建設・不動産・産業DX・文化財アーカイブ・エンタメ制作など、多様な領域で新しい空間データ処理の標準として期待されています。

Xgrids3Dスキャナラインナップイメージ

XGRIDS 3D Scanner

XGRIDSは、高精度点群スキャンが可能な「Lixelシリーズ」と、フォトリアルな3D ガウシアンスプラッティング(3DGS)生成に特化した「PortalCam」という2つの製品ラインで、用途に応じた空間デジタル化を実現しています。 

XGRIDS Lixelシリーズ

Lixelシリーズは、LiDAR SLAMVisual SLAMを統合したマルチSLAM技術により、歩きながら高精度な点群データをリアルタイム生成できるハンドヘルドスキャナーです。全モデルに高解像度カメラを搭載し、点群に鮮明なカラー情報を付与できます。 

Lixel Studioでは計測した点群データの不要なノイズのクリーニング、色調整、データの統合ができます。 

さらに、専用ソフトウェア Lixel CyberColor(LCC Studio)を併用することで、取得した点群とセンサー情報をもとに高品質な3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)を自動生成できます。 

LCCは点群・座標系を基盤とした独自形式(.lcc)を採用し、一般的な3DGSより高圧縮・高精細で、最大90%の軽量化を実現しています。これにより、現実空間を高い再現性でフォトリアルに再構築できます。 

XGRIDS PortalCam

PortalCamは、3DGS生成に特化した“空間カメラ”であり、LiDAR4カメラ構成を搭載した約870gの軽量デバイスです。フォトリアルな映像取得に優れており、空間撮影から3DGSモデル生成までをスムーズに行えます。 

PortalCamは点群(LAS/PLY形式)の出力には対応していないものの、LiDAR情報に基づいて空間的な整合性を保った3DGSモデルを生成できるため、 

  • バーチャルツアー 
  • 映像制作・VFX 
  • VR/ARコンテンツ 
  • 文化財・建築物のビジュアルアーカイブ 

といった“高品質3D表現に特化した用途”で高い効果を発揮します。 

  • 簡単で正確に3D空間を作る

    XGRIDSの Lixelシリーズ は、現場で高精度な3D点群データをリアルタイム取得できるハンドヘルド型3Dスキャナーです。

    Lixel L2 Pro は最大 毎秒64万点の点群取得に対応し、デュアル48MPカメラによる高精度カラー点群生成が可能です。広範囲スキャン(120〜300mモデル)にも対応し、測量級の精度を実現します。

    Lixel Kity K1は約1kgの軽量設計で、L2 Pro同様にデュアル48MPカメラとLiDARを組み合わせたマルチセンサーフュージョンにより、携帯性と高精度を両立したモデルです。

    両モデルとも、オプションのRTK/GNSSモジュールに対応し、測地座標系でのデータ取得が可能。これにより、建設・測量・設備管理・文化財保存など、幅広い業界で高い即応性と実用性を発揮します。

STEP1:歩くだけで空間をスキャン

XGRIDSLixelシリーズは、LiDAR SLAMVisual SLAMを統合したマルチSLAM技術により、歩くだけで周囲の空間を自動的に高精度でスキャンできます。 

専門的な操作や大型機材は不要で、日常の移動と同じ感覚で3Dデータを取得できるため、現場作業の効率化に大きく貢献します。 

空間取得を、もっと手軽でスマートに。XGRIDS が“現場のデジタル化”を力強く後押しします。

STEP2 : スキャンデータをデジタル空間に

取得したデータは、専用ソフト Lixel Studio と Lixel CyberColorLCC Studio を用いて、フィルタリングされた点群データとフォトリアルな3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)モデルへ自動変換できます。 

Lixel Studioは点群のフィルタリング、座標変換などができ、LiDAR特有の厚みや移動体によるノイズ除去ができたり、RTK/GNSSGCPによる測地座標系への変換します。生成された点群データは測量・建設業などに活用することができます。 

LCCは点群とセンサーログを基盤にした独自形式(.lcc)により、一般的な3DGSより高精細・高圧縮(最大90%軽量化)を実現し、実空間を軽快に扱える3Dコンテンツへ変換します。 生成した3D空間はVR環境で没入的に閲覧でき、Web共有にも対応。用途に合わせてXRコンテンツやデジタルツインへ展開可能です。 

STEP3 : 3D空間を活用する

XGRIDSで取得した高精度点群や3DGSは、以下のような多様な用途に活用できます。 

  • 図面作成や断面生成、数量(ボリューム)計算など、測量・建設現場の実務ワークフローを効率化 
  • 遠隔での現場確認や、ステークホルダー間での高速な情報共有 
  • 不動産物件のバーチャル内覧や、工場・店舗のデジタル管理 
  • 文化財・展示物の3Dアーカイブ化 
  • VR/ARコンテンツやメタバース向け素材として活用 

Lixel(ハード)とStudio(ソフト)を組み合わせることで、現実空間をそのまま分かりやすく共有できる“空間インテリジェンス”が実現し、現場の判断スピードと業務品質を同時に向上させます。 

XGRIDSが選ばれる理由

  • その1 : 持ち運びが便利

    XGRIDSの Lixelシリーズ は、現場での持ち運びを前提に小型・軽量設計で作られています。

    Lixel Kity K1 は約 1kg の軽量ボディで、デュアル48MPカメラとLiDARを搭載したコンパクトモデル。携行性が高く、狭い現場や屋内外で気軽に運用できます。

    Lixel L2 Pro も携帯型スキャナーとして設計され、機材一式が小型ケースに収まり、車・電車・飛行機による移動にも適しています。

    軽量かつ堅牢なケースと組み合わせることで、出張デモ・現場移動が多い測量・建設・点検業務でも高い機動性を発揮します。

  • その2 : 簡単で速いスキャン

    Lixelシリーズは、現場ですぐに使える操作性を重視して設計されています。
    LiDAR SLAM と Visual SLAM を統合した マルチSLAM技術により、歩くだけで空間を安定して自動スキャン。
    スキャン中はリアルタイムで点群プレビューが可能なため、「撮り漏れ」や「ズレ」をすぐに確認できます。
    複雑な機材セッティングは不要で、一般的な作業者でも短時間で操作を習得できます。 現場に到着してからスキャン開始までが速い 。

    ――これが現場でXGRIDSが支持される理由のひとつです。

  • その3 : 精密かつ綺麗な3D空間作成

    XGRIDSの強みは、高精度な点群だけでなく、高画質でフォトリアルな3D空間の再現力にあります。
    Lixelシリーズは、48MPクラスの高解像度カメラ(モデルにより構成は異なる)を搭載し、専用ソフト Lixel Studioによってカラー点群を高精度に生成。
    専用ソフト LCC Studio と組み合わせることで、点群から高品質な 3D Gaussian Splatting(3DGS) を高速生成し、最大90%の軽量化と写実的な表現を両立。
    結果として、精度とビジュアル品質を兼ね備えた3D空間の再現が可能となり、建設・不動産・文化財・デジタルツイン制作など、幅広い用途で高い評価を得ています。

  • その4 : AI搭載によるクリーンなデータ

    XGRIDSは、AIを活用した高度なデータクリーンアップ機能を搭載しており、実務で扱いやすい3Dデータを自動生成できます。
    Lixel StudioやLCC Studioには、動的オブジェクト除去(AIによる人物・車などの除去) や、ノイズ削減など、現場データを整える機能を標準搭載。
    これにより、後処理の手間を大幅削減し、測定・レビュー・共有までの流れを効率化できます。
    AIがデータ品質を自動で最適化することで、専門スキルがなくても「クリーンで使いやすいデータ」が得られます。 誰でも高品質な3Dデータを扱える
    ――それがXGRIDSの強みです。

XGRIDSの活用例

  • 測量・空間情報

    XGRIDSは、LiDAR SLAMとVisual SLAMを統合したマルチSLAM技術により、歩きながら高精度の点群をリアルタイム取得できます。これにより、従来の測量で時間のかかっていた現況把握・図面化・ボリューム計算を大幅に効率化できます。
    Lixelシリーズはセンチメートル級の座標精度と高密度点群(最大64万点/秒のモデルあり)を取得でき、狭小空間・複雑構造物でも安定したデータ収集が可能です。
    さらに、48MP級カメラなどによる高解像度画像と統合できるため、位置情報+視覚的な理解の両方を兼ね備えた空間データを提供します。測量業務の品質向上と省力化を同時に実現するソリューションとして選ばれています。

  • 建築・建設・都市計画

    XGRIDSは、建築・建設・都市計画の幅広い工程に活用されています。
    現場を歩くだけで高精度点群と高画質画像を同時に取得できるため、施工前の現況把握から、進捗管理・竣工確認まで、一貫して精度の高いデジタルデータを得られます。
    取得したデータは、Lixel Studioにより点群データ化ができ、i-Constructionなどに使用できます。また、LCC Studioにより3DGS化でき、視覚的に分かりやすい現場共有が可能です。点群や3DGSはBIM(Revit連携プラグイン含む)にも利用可能で、都市空間の可視化・検討にも活躍します。
    これにより、計画・設計・施工・管理の各フェーズで判断精度が向上し、プロジェクト全体の効率化につながります。

  • 映画・エンタメ

    XGRIDSは、映画制作・VFX・バーチャルプロダクションの分野でも高い評価を得ています。
    LixelシリーズやPortalCamを利用すれば、ロケ地やセットを歩くだけで正確な空間形状(点群)と高品質画像をすばやく取得でき、セットのデジタルアーカイブや背景生成にそのまま利用できます。
    LCC Studioで生成される3DGSはフォトリアルかつ軽量で、映画レベルの高精細な空間表現を実現し、カメラワーク検証やCG合成の効率化に直結します。
    その結果、制作スピード向上はもちろん、表現の幅を広げるクリエイティブツールとして活用が広がっています。

  • エネルギー・採鉱

    プラント施設、発電所、採鉱エリアなど、複雑で広範囲な現場でもXGRIDSは効果を発揮します。
    歩きながら取得できる高精度点群と高画質画像により、安全性を確保しつつ短時間で現況把握が可能です。
    取得したデータは、設備の変形確認、劣化診断、動線計画、保守計画に活用でき、LCCによる3DGS化により遠隔共有や意思決定の迅速化を実現します。
    大規模施設のデジタル管理を効率化し、現場作業の安全性・精度向上に寄与するソリューションです。

製品一覧

XGRIDS 製品ラインナップの一覧と、各製品ページへのリンク・価格情報をご案内するページです。 用途に応じて選べるハードウェアとソフトウェアを揃え、空間データの取得から解析・活用までをワンストップでサポートします。 

各製品の特長や最新価格は、リンク先の詳細ページよりご確認いただけます。 お客様の業務・制作環境に最適な XGRIDS ソリューションをぜひお選びください。 

ハードウェア

■ PortalCam(ポータルカム) 

3DGS生成に特化した“空間カメラ”。約870gの軽量ボディにLiDAR4カメラを搭載し、フォトリアルな3DGSを生成可能。 

■ Lixel L2 Pro 

最大64万点/秒の高密度スキャンと48MP級カメラによる高解像度カラー点群取得に対応したプロフェッショナルモデル。120m300mのロングレンジにも対応。 

■ Lixel Kity K1 

1kgの軽量設計、デュアル48MPカメラ+LiDARによるマルチセンサーフュージョンで、携帯性と高精度を両立したオールラウンドモデル。 

ソフトウェア

■Lixel Studio 

Lixel Studio は、Lixelシリーズで取得した点群データをもとに、編集・解析・図面生成を一括で行える専用点群処理ソフトです。 

  • 自動クリーンアップ 
  • 点群のスライス・断面生成 
  • 座標系変換 
  • 距離・面積・体積の計測 
  • 2D図面生成(フロアプラン) 
  • 産業向けワークフロー(BIM/CAD/GIS連携)

直感的な操作性と高速処理により、実務の効率化を強力にサポートします。 

詳しくは Lixel Studio の詳細ページをご覧ください。 

■Lixel CyberColor(LCC Studio) 

LCC Studio は、XGRIDS データをもとにフォトリアルな3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)モデルを生成する次世代3Dエンジンです。 

  • 写真品質のフォトリアル3DGS 
  • 点群+画像+LiDARログを統合する独自形式(.lcc) 
  • 最大90%の高圧縮 
  • 空撮×地上スキャンの融合(Aerial Ground Fusion) 
  • 注釈・測定・モデル編集 
  • Web共有や動画生成(Flythrough) 

軽量・高精度・高臨場感を両立した3D再構築を可能にします。 

さらに詳しい機能や活用例は、LCC Studio の詳細ページをご覧ください。 

■LCC for Revit 

LCC for Revit は、LCC Studio のデータをRevit にスムーズに連携・変換するための公式アドオンです。 

  • 点群と3DGSのオーバーレイ 
  • AIによる壁・開口部の自動生成 
  • カメラ同期 
  • BIM モデル作成の効率化 

建設・設計・設備点検など、Revitを中心に据えたワークフローを大幅に高速化できます。 さらに詳しい機能や活用例は、LCC Studio の詳細ページをご覧ください。 

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