よくあるご質問

よくあるご質問

機器導入について

デモ計測やプレゼンテーションを依頼できますか?

会議室や現場など、ご指定の場所に3Dレーザースキャナを持ち込み、その場で取得した点群データをご覧いただける、無料のデモンストレーションを承っております。業界や利用方法を問わず、さまざまな疑問にお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。大阪本社からだけでなく、東京・神奈川・福岡などの各地の営業拠点から全国各地へ参りますので、遠隔地の場合もお気軽にご相談ください。

導入にあたっての特殊なスキルや資格は必要ですか?

3Dレーザースキャナを使った計測自体には、特殊なスキルや資格は必要ありません。測量器を使った測量とは異なり、誰でもかんたんに高精細なデータを取得できることがメリットです。ですが、取得した点群データをもとにしたデータ合成作業やCAD図作成、CGモデリングなどには、各種ソフトウェアを扱うスキルが必要です。

 クモノスコーポレーションでは、3Dレーザースキャナをお買上げいただいたお客様には、導入時技術トレーニング(2日前後)を実施しています。その後のお問合せも、もちろん対応させていただいておりますので、「導入後 自社業務での活用に役立ちました」という好評をいただいています。

機器本体の保守はどのような内容ですか?

スタンダード1年保守では、
・故障時の修理・部品交換・作業費用
・修理時の片道輸送代金(FARO→お客様)
・点検認定(年1回)
が含まれています。

計測業務について

1日あたりどれぐらいの費用がかかりますか?

おおよそではありますが、1日あたり20万円~となります。現場の規模や状況によって差がありますので、まずはお電話またはフォームからお問い合わせください。

1回あたりの計測時間はどれぐらいですか?

標準的な計測モードで、屋外では10~15分、屋内では5~10分かかります。スキャナ本体を持ち運ぶ移動時間は含みません。1回の計測では対象物全体を計測できない場合、器械を移動させ異なる場所から再度計測し、データを合成します。

計測データの容量はどれぐらいですか?

1回の計測につき、おおよそ100MB~200MBくらいです。1日あたり20器械点(20回)計測した場合、200MB x 20器械点 =約4GBとなります。また、屋外は天井部分がないため、屋内の計測に比べデータ容量が少なくなります。

最長計測可能距離はどのぐらいですか?

最新型のFARO Focus S Plus 350は最長350m、旧モデルのX330は最長330mの計測が可能です。また、最低計測可能距離は0.6mです。

バッテリーはどのぐらい持ちますか?

内蔵バッテリーの連続使用時間は4.5時間です。FARO Focus S Plus 350には標準でバッテリーが1個付属しています。予備バッテリーを別途ご購入いただき、途中で交換することで1日(8時間)計測可能です。

計測可能な気温は何度ですか?

周辺環境温度5~40℃で動作可能です。

カラーデータでの計測は可能ですか?

レーザー部と同軸上にデジタルカメラを搭載しているため、カラースキャンを行うことで、点群にRGBの情報を与えることができます。

夜間(暗所)でも計測は可能ですか?

色情報は取得することができませんが、周辺環境形状の点群データ取得自体は可能です。

黒塗りの鋼板の計測は可能ですか?

レーザーの反射率が低いため、通常と比べ点群データ取得率が下がりますが、光沢面(ガラス、水面など)と比べれば大きな影響はありません。

仮設足場での計測は可能ですか?

仮設足場の揺れが点群データのズレとして反映されてしまうため、計測時には人払いをお願いしています。

雨・風・霧の影響は受けますか?

弊社が計測業務で主に使用しているFARO Focus S Plus 350は、本体自体が防水防塵になっております。しかし、計測対象物の表面がひどく濡れてしまうと、器械から照射されたレーザーが乱反射してしまい、正常な点群データを取得できない恐れがあります。強風が吹いている場合は、本体の揺れや転倒の恐れがあり、正常な点群データを取得できない恐れがあります。また、霧や蒸気が発生している際は、ノイズデータとして記録されてしまいますので、計測後のノイズ除去処理に長時間を要します。

計測時に通行人や通行車両の影響はありますか?

通行人や通行車両がその場に留まっていると、その形状が記録されてしまいます。通過する場合は、点群データ内に縦筋線のような形状として現れるため、データ処理時にノイズとして処理します。

スフィア(基準球)をアルミ三脚で使用可能ですか?

ノーマルスフィアを整準台に取り付けるためのアタッチメントがありますので、使用可能です。

スフィアが汚れてしまった場合は、どのように清掃しますか?

水洗いします。少量の洗剤をつけたスポンジでも汚れを落とせますが、強くこすることは避けてください。原則として、白色の球体部分は直接手で触れず、汚れないようにすることを心がけてください。

屋外での計測中、温度についてのエラーが発生しました。

すぐに作業を中止して電源を切り、本体を涼しい環境へ移動させ、様子を見てください。

データ活用について

計測データを処理するソフトウェアは何ですか?

さまざまなソフトウェアの中から、お客様のニーズに応じた最適なものをご提案します。プラント関係のデータの場合は、平面や配管を自動でモデリングできるELYSIUM社のInfiPointsをおすすめしています。また、点群データのBIM活用のため、TfasやRebro、Tekla Structuresをお使いのお客様も数多くいらっしゃいます。

点群データの閲覧には専用ソフトの購入が必要ですか?

印刷などのアウトプットに制限はありますが、点群データの閲覧や寸法測定などが可能な無料ビューワーを使用することができます。

必要なパソコンのスペックはどれぐらいですか?

OSはWindwos7以降の64bit(メモリに上限がない)、およびグラフィックボード(AMD製、NVIDIA製)が必須です。

公共測量に使用できますか?

国土地理院では、地上レーザスキャナを公共測量で使用できるようにするための「地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」を作成し、平成29年(2017年)3月31日に公表しました。

点群データから3Dプリンタへの出力は可能ですか?

点群データをメッシュやサーフェスモデルに変換することで、3Dプリンタでの出力が可能です。データ変換・モデル出力のお見積もりも承っています。