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外壁診断

【徒然なるままに外壁調査 その②】~打診調査だけでは見えないこと~

今こそ”KUMONOS®

打診調査は、外壁に浮きや剥離があるかを直接確認できる有効な調査手法です。
ただし、打診調査は調査員が実際に近づき、叩ける範囲に限定されるという特徴があります。

建物全体の「傾向」は把握しにくい

打診調査は、その場の状態確認には向いていますが、

  • タイルの劣化が、どの方位(東西南北)に多いのか
  • タイルの劣化が、どの棟や階に集中しているのか

といった、建物全体の分布や傾向を把握するのは得意ではありません。
その結果、一部で異常が見つかったら、全体も同じぐらい劣化していると想定せざるを得ないという判断につながりやすくなります。

「分からないまま計画する」ことの影響

このように全体像が見えない状態のまま外壁の修繕計画を立てようとすると、

  • 念のため修繕範囲を広めに取る
  • 軽微な不具合でも重めの補修を前提にする

といった、安全側の判断が重なっていきます。
判断材料がない状況としては合理的な判断ではありますが、結果として修繕範囲・修繕コストが大幅に膨らんでいく原因にもなります。

まず「全体を把握する」考え方へ

現在の外壁調査では、赤外線調査も認められるようになったため、以前とは違って、

  1. 赤外線調査で外壁全体の傾向を把握し
  2. 必要な箇所に限って打診や近接調査を行う

という合理的な進め方ができるようになってきました。
打診調査は、何も考えずに全面で行うという調査ではなく、必要に応じて部分的に使う調査として位置づけが変わっているのです。

クモノスコーポレーションの外壁改修ベース調査

クモノスコーポレーションでは、通常の赤外線調査では十分に特定できない外壁タイルの劣化状況を特定できる独自の赤外線画像解析システムTHERMO DELTA(サーモデルタ)を主軸に、

  • 外壁全体を客観的・面的に把握し
  • 必要な部分のみを打診・近接調査で補完

する「外壁改修ベース調査」を行っています。
外壁改修では、工事内容よりも先に「全体をどう把握するか」が重要なのです。