大阪・関西万博のパビリオンの1つ、関西広域連合様出展の「関西パビリオン」の3次元計測を当社にて担当させていただきました。
「関西パビリオン」とは、「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島、福井、三重の9府県が出展に参加。建物を白い膜で覆い、外観には、切り絵がデザインされ、内部は出展参加府県による独自展示エリアを設け、関西各地の歴史や文化、観光などの多彩な魅力を発信するパビリオンです。
今回は、関西パビリオンの工事状況を3次元計測致しました。
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工事状況をそのままスキャンした3次元点群データ
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3Dレーザースキャナを使用した計測風景
今後、関西パビリオンの竣工後にも3次元計測を行う予定です。そこで取得した点群データ等は、【関西・WEBパビリオン】にてご紹介される予定です。現地に足を運べない方々にも、現実とそのままリンクするようなバーチャル空間を体感していただけるWebサイトとなります。ぜひご期待、ご来訪ください。
関西広域連合様のHPではより詳しく計測の様子をご紹介いただいております。ぜひご覧ください。
点群データとは
点群とは、Point Cloud(ポイントクラウド)ともよばれ、物体を座標 (XYZ) と色 (RGB) で捉え、コンピュータ上で扱うデジタルデータに置き換えた「デジタルの点の集合体」。
1秒間に100万点の点群データを取得できる3Dレーザースキャナを用い、街、道路、歴史的建築物、土偶や化石といった歴史の遺物、仏像やレリーフなどの文化財、そして水中の構造物や地形などあらゆるものを計測し、点群データを生成できます。