犬殿(INUDONO)とは
犬殿(INUDONO)とは、文化財修理を数多く手掛けてきた株式会社 文化財構造計画が企画のもと、現役の宮大工と経験豊富な板金職人、彫刻師によって製作されている最高級の犬小屋です。デザインは、鎌倉時代に禅宗とともに伝わった建築様式である禅宗様という様式を基本とされています。
選び抜かれた良質の材料と精密な加工、均整の取れたプロポーション、力強く艶やかな屋根の曲線、繊細に仕上げられた彫刻など、犬殿は社寺建築の美しさを凝縮した建物となっております。
▶犬殿について詳しくはこちら(https://inudono.com/)
当社では、完全ワイヤレス3Dスキャナ「Artec LEO」を使用し、3Dデジタルアーカイブ化を担当致しました。「Artec LEO」はケーブルやPCを介すことなく計測が可能で、場所を選ばず計測できます。また、照明条件が不安定な場合でも均一に照明が当てられるフラッシュシステムを搭載。環境光にあまり左右されずカラーデータを取得できます。
犬殿では、精巧に組まれた木材のディテールのみならず、屋根部分に葺かれた1枚1枚の銅板の光沢も再現できるよう計測、撮影致しました。
当社では、こういった唯一無二の要素を持つ文化財、工芸品に関しても再現性の高い3Dデジタルアーカイブ化が可能です。
3Dデジタルアーカイブにお困りの際は、クモノスコーポレーションへお気軽にお問合せ下さい。
▼マウスのドラッグ操作にて自由な視点で3Dデータをご覧いただけます。
使用機材【Artec LEO】
Artec LEO(アーテック レオ)は、完全ワイヤレスで計測可能なハンディ3Dスキャナです。ケーブルやPCを介すことなく、まるでビデオを撮影するかのような手軽さで、高精度なスキャニングが可能。中型(20〜50cm)と大型(50〜200cm)のオブジェクトやサーフェスをキャプチャするのに優れています。さらに、強力なPCと組み合わせると、特大オブジェクト(200 cm以上)のスキャニングも可能です。
また点群データのみならず、均一な照明条件で写真データも取得可能。これ1台で高品質なフォトグラメトリ3Dモデルを取得できます。