今回は弊社が6年間続けてきたマレーシアからのインターン生受入事業についてご紹介します!
マレーシアにて弊社とJICAが実施した普及実証事業がきっかけとなり、JICAからの依頼を受け、2014年から毎年夏にインターンシップ事業を実施しています。
マレーシアにあるMJIIT(マレーシア日本国際工科院)に在籍している大学3年生の学生を、6月初旬から8月末まで、当社のインターンシップ生として受け入れています。
期間中は、当社の技術を学ぶだけではなく、実際の現場や業務にも携わってもらい、技術と社会人意識の双方を向上させること・海外での就労経験を通じた学生のキャリア支援を目的としています。
同時に、今後の海外展開を見据えて、外国人社員と協同することで社員に英語を使ったコミュニケーションに慣れてもらうことも目的の一つです。
受入6年目を迎える今年は、白い歯がチャーミングなポジティブボーイのI君と、
たまに魅せる笑顔が素敵なシャイボーイのT君の2名が来てくれました。
彼らには2ヵ月半の間に、弊社の代表的な技術であるひび割れ計測や3次元計測をはじめとする様々な業務を経験していただき、最終課題として、彼らの母国であるマレーシアにおいて、弊社の技術を活用していかに社会に貢献できるかを考えてもらいました。
そして迎えた最終日のインターンシップ報告会では、彼らがここで学んだこと、当社技術を使用したマレーシアでのビジネスプランを社員の前で緊張しながらもしっかりと発表してくれました!
常に学ぶ姿勢を忘れない彼らの一生懸命な姿は、我々社員に多くの刺激を与えてくれました。
本事業は1年目と3年目のグローバル担当の若手社員が運営しています。インターン生はもちろんのこと、私たち担当者にとっても、各部署間の調整や技術指導など大いに学ぶことのできる期間となりました。報告会終盤のインターン生からの心のこもったスピーチに、思わず聴衆ももらい泣きするシーンも、、、
「お世話になりました。次のインターンシップ生にも優しくしてね!」
となんとも後輩思いで素敵な言葉を涙ながらに伝えてくれたI君に応えるためにも、引き続きマレーシアからのインターン生受入を続け、また、本事業を通してグローバル展開を強固なものにしていくよう励みます!
それでは、彼らと毎日交わしていたマレー語のあいさつで締めくくります!“Jumpa lagi~”(ジュンパ ラギ=またね)