こちらは、設備増設に伴う現況確認をされたいお客様からの依頼を受け、弊社が計測サービスを実施した事例です。計測からデータ処理までを詳しくご紹介します。
現場計測
3Dレーザースキャナを内部に設置し、3次元点群データを取得します。狭い空間に配管が入り組んでおり、1回の計測ですべての形状を取得することはできませんので、少しずつスキャナの位置を変え、繰り返し計測します。
取得した点群データ
こちらが取得した点群データです。一見写真のようですが、3次元データとして視点を変えてあらゆる方向・角度から見ることができます。
点群データからモデリング
点群データをもとに、モデリングを行います。弊社が導入している大規模点群処理ソフトウェア、InfiPointsは、膨大な点群の中から配管を検出し、自動でモデリングを行ってくれる優れたソフトです。
モデルデータ完成
モデルデータが完成しました。主な配管から階段など、細かい部分まで計測できました。このデータは、
- 任意の箇所の寸法確認
- 新設備との干渉確認
- 各種図面作成
など、さまざまな目的で活用できます。